こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「Googleビジネスプロフィールを使いたいけど使い方がわからない」
「初心者でビジネスプロフィールの登録からつまずいている」
「利用に際して注意すべきポイントやガイドラインはあるの?」
そんなお悩みありませんか?
Googleビジネスプロフィールは、Googleサービス上の店舗情報表示や商品・メニューの紹介、写真や動画の掲載、口コミの返信・管理、リアルタイム情報の投稿などが無料で行える店舗集客に必須のツールです。
そこで、今回は、Googleビジネスプロフィールの使い方や登録方法について、Web集客に自信がない方にも分かりやすく解説します。
この記事を参考にしていただくことで、すぐに自分のビジネスをGoogleビジネスプロフィールに登録できます。
Googleビジネスプロフィールとは?
Googleビジネスプロフィールは、Google検索結果やGoogleマップなどに自店の情報を表示させられるツールです。無料で利用できるツールでありながら、店舗の基本情報はもちろん、写真や提供商品、口コミなどの情報を効果的にユーザーにアピールできます。
今や店舗集客に欠かせないツールであるGoogleビジネスプロフィールで、ユーザーが見やすい充実したビジネスページを作り上げれば、自社の店舗情報が上位表示され多くの人に情報を届けられます。
もし現在Googleビジネスプロフィールを導入できていないのであれば、今すぐ試す価値があります。この機会にGoogleビジネスプロフィールの使い方や、狙ったキーワードで上位表示させるMEO対策に関する正しい知識を付けておきましょう。
現代の店舗集客に欠かせないツール
株式会社movが2022年に実施した「口コミサイト・地図アプリ利用動向意識調査」によると、Googleマップは利用率で圧倒的1位を獲得しています。
Googleビジネスプロフィールを利用すれば、目的地を探している多くのGoogleマップユーザーに自分のお店をアピールできるのです。検索エンジンにおいても、日本国内で最もユーザーが多いのはGoogleであるため、Googleサービス上に自店の情報を掲載できるメリットは大きいのが分かります。
Googleマイビジネスから名称変更があった
2021年11月に旧名称「Googleマイビジネス」からGoogleビジネスプロフィールへと名称変更されました。現在インターネット上の情報には、GoogleビジネスプロフィールとGoogleマイビジネスの両方が混在しているため、少し困惑した方もいらっしゃるでしょう。
どちらも同じツールを指していることを知っておくと安心です。名称変更に伴うアップデート状況についても解説します。
名称変更に伴うアップデート内容
Googleビジネスプロフィールへの名称変更に伴い、一部の内容がアップデートされています。かつては登録内容をスマホから編集する際は、専用アプリの利用が必要でした。
しかし、Googleビジネスプロフィールにアップデート後は、オーナー確認済みのビジネスの管理者であれば、GoogleマップやGoogle検索結果ページ上で直接編集ができます。スマホを使った編集がしやすくなったのは、大きなメリットだといえるでしょう。
ちなみに、オーナー確認とは自分のビジネスのオーナーだとGoogleから認定されることです。詳しくは「Googleビジネスプロフィールの始め方」の章で解説します。
Googleビジネスプロフィールでできる7つのこと
Googleビジネスプロフィールの重要性が高まっているのは、集客に効くさまざまな機能を利用できるツールだからです。ここからは、Googleビジネスプロフィールを利用すると可能になる7つのことをご紹介します。
①無料でお店の情報をGoogleサービスに掲載する
Googleビジネスプロフィールを使えば、なんと無料でGoogleサービス上に自社の情報を掲載できます。Google検索やマップで目的地を探しているユーザーに詳しい店舗の情報をアピールできれば、来店や問い合わせが増加するかもしれません。
掲載できる基本情報は次のとおりです。
- 店舗(拠点)名
- 電話番号
- 住所
- 営業時間
- サイトURL
情報を確認したユーザーが予約や訪問、問い合わせなど次のアクションにつなげるために必要な情報が掲載できます。
②お店の写真や動画を掲載する
Googleビジネスプロフィール上には、テキストだけではなく写真や動画の掲載も可能です。特に飲食店や美容院、サロンなどを探しているユーザーは、価格だけではなくお店の雰囲気も重視している傾向があります。
店舗の外観や内観、商品に関する写真が確認できれば、ユーザーにより具体的に来店を検討してもらえるでしょう。
③お店のメニューや商品を掲載する
提供しているメニューや商品の情報を掲載できるのも、Googleビジネスプロフィールならではの強みです。食事会場を探している場合に、実際にメニューの写真を見たり価格を知ったりすることは、お店選びの重要なポイントです。
目的地を探して情報をサーチしているユーザーに、自店舗の自慢のメニューや商品を目にしてもらえる可能性が高まります。
④利用者の口コミを管理する
Googleビジネスプロフィールでは、利用してくれた人の口コミに返信することもできます。一般の企業ホームページでは、口コミを残してくれる利用者は少ないのが現実です。
しかし、Googleビジネスプロフィールであればユーザーが書き込みをしやすい環境が整っています。店舗のオーナーとして真摯に口コミに返信・管理をすれば、お店のファンが増えるきっかけになります。
⑤インサイト機能で分析する
Googleビジネスプロフィールでは、自分のビジネスのページを訪れたユーザーのアクションや検索キーワードなどを確認できるインサイト機能も無料で使えます。
インサイト機能で確認できる項目は以下のとおりです。
- ユーザーの検索方法
- 検索キーワード
- 検索での表示回数
- Googleマップでの表示回数
- ユーザーの反応(ウェブサイトへのアクセス、ルート検索、電話をかけた回数)
- ビジネスが認知されている要因(カジュアルなお店、居心地がいいなど)
- 混雑する時間帯
- 店舗での滞在時間
インサイト機能を上手く活用することで、自社ビジネスページへのアクセスを増やせます。
⑥簡易のホームページを作成する
Googleビジネスプロフィールに登録すれば、簡易のホームページを作ることもできます。掲載できる内容には限りがありますが、今現在自社ホームページがない場合には利用して損はないでしょう。
また、Googleビジネスプロフィールで作ったホームページは、掲載内容がGoogleビジネスプロフィールと連動しているのがポイントです。つまり、Googleビジネスプロフィールで登録情報を修正すれば、ホームページにも自動で反映されるため修正の必要がありません。
⑦リアルタイム情報を投稿する
Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使えば、まるでSNSの投稿をするように気軽に情報発信が可能です。テキストの入力と動画や画像の添付ができ、リアルタイムな情報を発信するのに適しています。
Googleビジネスプロフィール上でも目立つ位置に表示されるため、投稿機能を使ってキャンペーンやイベント情報、クーポンのお知らせを発信してみましょう。
Googleビジネスプロフィールの表示のされ方
Googleビジネスプロフィールの重要性が分かったところで、実際にパソコンやスマホから確認した時にどのようにビジネス情報が表示されるのかを確認しましょう。
パソコンから見た場合
パソコンからGoogle検索を行った場合は、次のように画面の右側に大きくGoogleビジネスプロフィール登録の店舗情報が表示されます。この表示エリアはナレッジグラフカードと呼ばれます。
スマホから見た場合
スマホからGoogle検索をすると、検索結果の上部にナレッジグラフカードが表示されます。スクロールをしなくても目に入る位置であるため、集客にも効果的であるのが分かります。
Googleマップ上での表示
Googleマップ上で情報検索をした場合は、画面の左側で店舗情報が確認できます。
未登録店舗の場合
ちなみに、Googleビジネスプロフィールに店舗情報が登録されていない場合の表示はこのとおりです。登録済みのビジネス情報と比べて、明らかに情報量が少ないのがお分かりいただけるはずです。
Googleビジネスプロフィールを活用する5つのメリット
多くの機能を無料で利用できるGoogleマイビジネス、中でも知っておきたい5つのメリットを解説します。
メリット①:無料で集客効果を実感できる
Googleビジネスプロフィールを活用する1つ目のメリットは、無料で集客効果を出せる点です!Googleビジネスプロフィールは、基本的な機能を全て無料で利用できます。
店舗の基本情報はもちろん、写真や商品紹介、口コミ、投稿内容などユーザーのお店選びに欠かせない情報が網羅されています。
広告やポータルサイトのように高額な費用をかけなくても、多くのGoogleユーザーに自社のビジネスを知ってもらえる可能性があるのです。
メリット②:SEO対策より難易度が低い
Googleビジネスプロフィールの登録内容を充実させ、上位表示させるための施策はMEO対策と呼ばれます。MEO対策は、ホームページを狙ったキーワードの検索結果ページで上位表示させるSEO対策と比べて、難易度が低いとされています。
SEO対策では大規模ポータルサイトの影響力が大きく、個人店がまとめサイトを抑えて上位を獲得するのは簡単ではありません。一方のMEO対策が比較的初心者にも取り組みやすい理由は、ライバルが周辺のお店に限られるからです。
まだまだ適切な対策が取れていない店舗も多いため、今からMEO対策を始めても遅くはありません。
メリット③:Googleマップユーザーにアプローチできる
Googleビジネスプロフィールを利用するメリットの3つ目は、Googleマップで目的地を探している確度の高いユーザーにアプローチできることです。インターネット検索をしているユーザーに比べて、Googleマップで検索をしているユーザーは現在地からの経路や交通手段を確認する目的で利用している場合が多いです。
つまり、Googleマップで情報を集めているユーザーは、実際に次のアクションに移行する確率が高いといえるでしょう。目的地を探しているユーザーに効果的にアピールするためには、Googleビジネスプロフィールの活用が欠かせません。
メリット④:口コミを集めることができる
Googleビジネスプロフィールでは、利用者の口コミを集めることができるのも大きなメリットです。口コミをするために、企業のホームページを検索してまで書き込んでくれるユーザーは多くありません。
しかし、Googleビジネスプロフィールであればすでに口コミをしやすい環境が整っているため、ユーザーの口コミを集めやすいのが特徴です。口コミはお店選びの大切な検討材料です。
Googleビジネスプロフィールを活用して高評価の口コミを集める努力をしてみましょう。
メリット⑤:業者委託をする場合の負担が軽い
日々の店舗運営に加えて、Googleビジネスプロフィールの運用をするのが難しい場合も多いでしょう。そんな時は便利なツールを利用したり、運営業務自体を専門業者に依頼することも可能です。
Googleビジネスプロフィールの運営委託は、SEO対策を依頼する場合と比べて比較的安価な価格で依頼できます。効率的にMEO対策の効果を出したい場合には、実績のある業者への依頼を検討するのもよいでしょう。
Googleビジネスプロフィールのデメリットと注意点
メリットの多いGoogleビジネスプロフィールですが、いくつか気を付けたい注意点があるのも事実です。Googleビジネスプロフィールのデメリットを正しく知っておきましょう。
デメリット①:炎上する可能性がある
Googleビジネスプロフィールでは、Googleユーザーが自由に口コミを残すことができます。もし悪意を持ったユーザーが店舗のビジネス情報に口コミを残すと、その内容がインターネット上で公開されてしまいます。
不当な口コミの削除はGoogleに要請ができますが、すぐに消去してもらえるわけではありません。Googleビジネスプロフィールで炎上が起きてしまうと、風評被害で客足が途絶えてしまう可能性もあり注意が必要です。
デメリット②:定期的な更新が必要
Googleビジネスプロフィールは、基本情報の登録後に定期的に新しい情報をアップデートすることが大切です。定期更新が必要な理由は、自社のビジネス情報を上位表示させる要素として、情報の正確さや更新頻度が関係しているからです。
店舗運営に加えて、Googleビジネスプロフィールの運営業務が増えるため、負担に感じてしまう場合もあるでしょう。どうしても定期更新が難しい場合は、専門業者への依頼を検討するのも手です。
注意点:Googleガイドラインを遵守する
Googleビジネスプロフィールは、Googleのガイドラインを守って利用するのが大前提です。もしルールを破ってしまうと、アカウント停止などのペナルティを受けたり、最悪の場合は登録情報が削除されてしまったりする場合があります。
口コミの自作自演や、ビジネス名にキーワードを含めてしまう行為など、知らずに違反してしまうケースも考えられます。必ずガイドラインに目を通して正しくGoogleビジネスプロフィールを利用するようにしましょう。
参照:Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン
Googleビジネスプロフィールの始め方
Googleビジネスプロフィールの重要性が理解できたところで、どのように自分のお店をGoogleサービス上に表示させるかの手順をご紹介します。
手順①:Googleアカウントの取得
Googleビジネスプロフィールを利用するには、Googleアカウントが必要です。すでに利用しているアカウントがある場合は、このステップは飛ばして構いません。
しかしオーナー個人のGoogleアカウントしかない場合は、店舗用に新しくアカウントを取得するのもよいかもしれません。Googleアカウントは無料で取得できるので安心です。
手順②:地点登録の有無を確認
Googleビジネスプロフィールの登録手順は、自店舗がGoogleマップ上に登録されているかどうかで若干異なります。そこでまず、Googleマップで店名を検索しヒットするかを確認しましょう。
このように赤ピンがマップ上に表示されていれば地点登録が済んでいる証拠です。
左側に表示される店舗情報から「ビジネスオーナーですか?」の文字をクリックして、登録内容の編集に進みます。地点登録の確認をせずに新たに情報登録をしてしまうと、Googleビジネスプロフィール上に店舗情報が重複して登録されてしまうので注意が必要です!
地点登録が済んでいない場合は、手順③に進んでGoogleビジネスプロフィールの登録に移ります。
手順③:Googleビジネスプロフィールに登録
地点登録が済んでいない場合は、Googleビジネスプロフィールからビジネス登録を行います。入力項目は以下のとおりです。
- ビジネス名とビジネスカテゴリの入力
- ユーザーが実際に訪れる場所であるかを回答
- 住所の入力
- 商品配達や出張型サービスかに回答
- 電話番号とWebサイトの入力
画面の説明に沿って入力すれば、特に問題なく入力が完了するはずです。
手順④:オーナー確認を済ませる
Googleビジネスプロフィールの登録で忘れてはいけないのが、オーナー確認です。オーナー確認とは、Googleからビジネスのオーナーであることを認めてもらう作業です。
まずは確認コードをGoogleから受け取り、Googleビジネスプロフィールの管理画面から受領した確認コードを入力します。確認コードの受け取り方法はいくつかの中から選択できる場合もありますが、一般的にはビジネスの位置情報を確認する目的でハガキで行われます。
ハガキでオーナー確認コードを受け取る場合は、連絡先の名前を入力し、住所を確認して「郵送」ボタンをクリックすれば完了です。コードの記載されたハガキが到着したら、管理画面左のメニューにある「コードを入力」欄に受け取った確認コードを入力しましょう。
Googleビジネスプロフィールの効果的な活用ポイント9つ
最後に、登録したGoogleビジネスプロフィールを最大限に活用するためのコツをご紹介します。自分のお店で対策ができているかをしっかりと確認し、今すぐ実践できるところから試していきましょう。
ポイント①:適切なビジネスカテゴリを設定する
Googleビジネスプロフィールの登録に際して、自分のお店にマッチしたビジネスカテゴリを選択することはとても重要です。ビジネスの内容がユーザーに明確に伝わるカテゴリを選ぶようにしましょう。
例えばネイルアートの施術を行うお店であれば、「ネイルサロン」のカテゴリが適しているでしょう。具体性のない「サロン」を選んでしまうと、ヘアサロンを探しているユーザーやビューティーサロンを探しているユーザーの検索結果に表示されてしまい、実際の集客に繋がりにくくなってしまいます。
ポイント②:情報は頻繁に更新・管理する
Googleビジネスプロフィールに掲載する情報は、正確性や鮮度が大切です。誤った情報や古い情報を放置していると、ユーザーからの信頼が落ちるだけではなく、Googleからの評価も下がってしまいます。
ビジネス情報を見てくれる多くのユーザーのために、正しい情報を提供できるようにしましょう。また、Googleビジネスプロフィールの更新には、店舗情報の編集や投稿機能の利用も含まれます。
できるだけ更新頻度を高めて、Googleからも良い評価を得られるようにしましょう。
ポイント③:キーワードを意識して店舗情報を充実させる
お店にまつわるさまざまな情報を掲載して、店舗のGoogleビジネスプロフィールを充実させることも活用のポイントです。ただ単に情報を追加するのではなく、ユーザーの検索意図にあったキーワードを意識することも大事です。
例えばカフェであれば、ユーザーが「〇〇駅 カフェ」や「苺パフェ カフェ」などと検索することが考えられます。〇〇駅や苺パフェなどのキーワードを、店舗の説明文や商品紹介、投稿内容に含めておくのが上位表示をさせるコツです。
下の画像を見ると、苺パフェというキーワードが太字で表示されているのが分かるはずです。ユーザーが検索したキーワードは太文字で強調されるため、より目に留まりやすくなります。
ポイント④:高評価の口コミを増やす
お店選びの際に良いことしか書かれていない広告よりも、実際にお店を利用した第三者の意見を参考にしたいと考えている人も多いものです。利用者からの高評価の口コミが増えると、口コミを見た他のユーザーもあなたのお店に興味をもってくれるでしょう。
Googleビジネスプロフィールをしっかりと管理・運営し、ユーザーが書き込んでくれた口コミには営業日2~3日以内に返信をするのも大切です。オーナーやスタッフがこまめにチェックしてくれていると分かれば、ユーザーも素直なコメントを残しやすくなるでしょう。
また、評価の高い口コミが増えることはMEO対策にも効果的です。コメントの内容をGoogleが確認し、ユーザーからの高い信頼を得ていると判断されれば、店舗のビジネス情報が上位に表示されます。
ポイント⑤:魅力の伝わる写真を掲載する
文章だけではなく写真や動画で実際のお店の雰囲気やメニュー、商品を確認したいと考えているユーザーも多いでしょう。お店の魅力が伝わる写真を掲載することで、ユーザーも安心して訪問を決めてくれるでしょう。
基本的に掲載しておきたい写真は以下のとおりです。
- お店の外観
- お店の内観
- 共有エリア
- 客席・施術エリア
- メニュー・商品
- スタッフ
- その他店内設備
掲載する写真はクオリティにもこだわって、洗練された写真を選別するようにしましょう。
ポイント⑥:インサイトを利用してマーケティング戦略を練る
インサイト機能を利用してユーザーのアクセス経路やアクションを確認し、今後のマーケティング戦略企画に活かしましょう。自社のビジネス情報にアクセスしてくれるユーザーの多くが検索しているキーワードを把握し、利用者ニーズに合った店舗づくりをする必要があります。
例えば居酒屋の場合、ユーザーが検索したキーワードの上位に「〇〇駅 宴会コース」があったとします。サラリーマンが最寄り駅の近くで宴会場を探しているというニーズが把握できるため、コスパの良い宴会コースの充実が集客につながる可能性があります。
インサイト機能で得た情報を多方面から分析し、店舗経営に活用してみましょう。
ポイント⑦:NAP情報を統一する
Googleビジネスプロフィールに登録する店舗情報は、他のインターネット上のサービスに登録してある店舗情報の表記と揃える必要があります。特にNAP情報と呼ばれる店名・住所・電話番号は表記に揺れが出やすい部分です。
番地の書き方やハイフンの有無など、細部までしっかりと表記方法を合わせることでGoogleからも同一の店舗だと認識してもらえます。Googleビジネスプロフィールを登録する際に、会社のホームページやSNSなどの記載も一度確認してみましょう。
ポイント⑧:SNSを上手く活用して知名度を上げる
インターネットの普及に伴って、SNSが人々の生活に欠かせないツールとなっています。店舗集客においても、拡散力の強いSNSを上手く活用することで知名度を上げることができます。
GoogleビジネスプロフィールとSNSの導線を作っておけば、SNSで広く拡散されたコンテンツを通して興味を持ってくれたユーザーを店舗のビジネス情報ページに誘導できます。
利用するSNSの特性を理解して、GoogleビジネスプロフィールとSNSを上手く組み合わせて使ってみましょう。
- Twitter:拡散力が強い、気軽に投稿できる
- Instagram:魅力的な写真が必要、若年層へのアピールが可能
- Facebook:作り込まれたコンテンツが多い、中年層の利用者が多い
ポイント⑨:自社サイトとの紐づけをする
Googleビジネスプロフィールを登録する際に、忘れずに自社サイトとの紐づけを行いましょう。自社サイトのSEO対策は、Googleビジネスプロフィールの上位表示と一見関係なさそうに思えますが、Googleは自社サイトの表示順位も知名度として認識します。
つまり、狙ったキーワードで自社サイトを上位表示できていれば、Googleはそのジャンルで知名度がある会社だと判断するのです。SEO対策はすぐに効果がでるものではないため、根気強く取り組む必要があります。
まとめ
Googleビジネスプロフィールは、店舗集客において無視できない重要なツールです。無料でありながらさまざまな集客機能を利用できるため、まだ登録が済んでない場合は今すぐに取り組む価値があります。
Googleビジネスプロフィールのメリットやデメリットを正しく把握し、効果的に活用できるようにしましょう。