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飲食店に有効な集客方法を伝授!SNSやツールの活用からコロナ禍対策まで

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こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。

「飲食店の集客方法って、SNSやツールなどいろいろあるみたいけど何からやればいいのか分からない」
「新規のお客さんを増やしたいけど、どんな集客方法が有効なの?」
「リピーターがなかなか増えない」
そんなお悩みありませんか?

コロナ禍の影響を受けて、飲食店の集客課題は日々増えている状況です。
しかし、飲食店に合った有効な集客方法をしっかりと取り入れることで、他の飲食店に差をつけていくチャンスでもあります。

飲食店の集客は、ここ最近Google検索やGoogleマップを使って検索をしている人が増えているため、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に登録してMEO対策を行ったり、InstagramなどのSNSやホームページでオススメのメニューや店内の雰囲気をアピールしたりすることが重要です

そこで今回は、飲食店が解決すべき集客課題と、それらに対する有効な集客方法について、MEO対策やSNSなどのオンラインの方法とオフラインの方法を分かりやすく解説していきます。

この記事を参考に、オフラインの集客方法だけでなく、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用したMEO対策やSNS、HPなどのオンラインの集客方法を取り入れていけば、集客の効果をさらにアップさせることができます。

飲食店で解決すべき集客課題

飲食店で集客数をアップするために、意識しておかなければならない課題が4つあります。

  • 自店ならではの売りやコンセプトがあいまい
  • オンライン集客が上手く行えていない
  • リピート客が少ない
  • コロナ禍に対応できていない

これらの集客課題を解決できれば、他店に差をつけることができ、集客はどんどん伸びていきます。以下で詳しく解説していきます。

自店ならではの売りやコンセプトがあいまい

飲食店の売りやコンセプトがあいまいだと、自店の魅力が伝わりづらく印象に残りにくいです。その結果、来店に結びつきにくくなってしまいます。

自店の売りやコンセプトが明確で、それがターゲット(客層)にしっかりと伝われば、これから実践する集客方法をさらに効果的なものにしていくことが可能です。

【コンセプト決めの手順】

  1. 自店の強みやどんなお店にするかの基盤(イタリアンor和食など)を決める
  2. それに刺さるターゲットを見つける
  3. お店のコンセプト(雰囲気やテーマ、サービス内容)を決める

このようにして決めたコンセプトを集客に生かしていきます。

例えば、イタリアン料理を提供するお店にすると決め、銀座の富裕層をターゲットにするとします。銀座の富裕層は、高級感溢れる店内の雰囲気やサービス、夜景の綺麗なところで美味しい食事をしたいという需要があると考え、それらをコンセプトにします。

そして、集客では高級感溢れる雰囲気の店内や夜景の見える客席をアピールできる写真を活用しオンラインの集客(Googleビジネスプロフィールの活用やHPの作成、Google広告など)やオフラインの集客(看板など)を行っていきます。

次も同じように、イタリアン料理を提供するお店にすると決め、今度は渋谷の若者をターゲットにするとします。渋谷の若者の場合は、駅から近い立地で、インスタ映えするメニューがあるところで食事がしたいという需要があると考え、それらをコンセプトとします。

そして、集客ではオンラインでGoogleビジネスプロフィールやHPを活用する他、InstagramやTikTokでの拡散を狙います。オフラインの集客では、街頭でのキャッチも活用できそうです。

このように、同じイタリアンだとしてもターゲットによって刺さるコンセプトは違うので、どのようなお客さんに満足してもらえるお店にするのか、どのようなお客さんにお店を知ってもらいたいのかを明確にすることで、その客層に合った集客方法を実践することができます。「どんな人でもウェルカム!」では、注目されないだけでなく、来店時の満足度も高まりにくいので継続的なリピートにもつながりにくいです。

そのため、まずはしっかりとターゲットを明確にした上で集客を進めていきましょう。

オンライン集客が上手く行えていない

株式会社TableCheckが行った2021年に行った調査によると、ここ最近は、飲食店を調べる際にグルメサイトやGoogle検索、SNSなどのオンラインのツールを利用している人がかなり多いことがわかっています。

その中でも特に注目すべきなのは、オンラインのツールの中でもグルメサイトで飲食店を検索する人は減っている一方で、Google検索やGoogleマップで検索している人が増えているということです。

飲食店検索時に利用する手段のアンケート結果
【参照:第2回グルメサイト意識調査ー株式会社TableCheck

Google検索やGoogleマップで飲食店を探す人は今後もさらに増えていくと予想されるので、オンライン集客を進めていく上でこれらへの対策は欠かせません。

貴重な集客の機会を逃さないように、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用してMEO対策を行ったり、SEO対策をしてHPをより多くの人に見てもらえるようにしたり、InstagramなどのSNSでオススメのメニューや店内の雰囲気をアピールしたりすることが重要です。

リピート客が少ない

集客をしていく上で、時間や費用などのコストは避けられません。しかし、コストを安くする方法はあります。それは、リピート客を増やすことです。

リピーターの獲得は、新規顧客獲得に比べて集客費用が安いので、1度来店してくれたお客さんにリピートしてもらうことを意識していくことが大事です。

料理やサービスに満足してもらうことを目指しつつ、再来店のきっかけを作っていきましょう。再来店のきっかけにはさまざまな方法がありますが、最近はSNSや公式LINE、メルマガなどのオンラインの方法がよりコストが低く、効果も高まってきています。

コロナ禍に対応できていない

コロナ禍によって、飲食店に対する需要が変化しました。夜の飲み会などの機会は以前よりも減っている一方で、テイクアウトやデリバリーの需要が高まっています。

それらに対応していない店舗はまだまだ多いので、いち早く取り入れることで差別化を図ることができます。

また、1度来店したお客さんがお店の感染症対策に対して不安を覚えると、それ以降、足が遠のいてしまうことも十分にあり得ます。

そのため、お客さんが安心して店内で過ごすことができるように、パーテーションの設置、出入り口の消毒液設置、食事中以外のマスク着用の呼びかけ、定期的な消毒や換気などの感染症対策をしっかりと行うと良いでしょう。

それらを店内のポップで呼びかけたり、対策をしっかりと行っていますという旨をメニュー表や店内のポスター、ホームページ、SNSなどでアピールしておくことで、来店への安心感を与えることにつながります。

飲食店で活用すべき集客ツール

先ほど述べたように、ここ最近は飲食店を調べる際にネットを利用している人がかなり多くなっています。そこで今回は、ネットを活用したオンラインの方法を中心に飲食店集客のツールについて紹介していきます。

オンラインの方法を充実させつつ、従来のオンラインの方法とうまく併用していくと効果がさらに高まっていくので、今回はオンライン、オフラインともに紹介していきます。

複数の集客方法を可能なところから取り入れていき、自店に合った方法を探っていきましょう。

オンラインの集客方法

飲食店のオンライン集客には、以下の8つの方法が有効です。

  1. SNS
  2. Googleビジネスプロフィール
  3. LINE公式アカウント
  4. メルマガ
  5. アプリ
  6. ポータルサイト
  7. ホームページ
  8. オンライン広告

それぞれ詳しく解説していきます。

SNS

SNSは、定期的な更新が必要で、集客に即効性がない(効果が出るまで時間がかかる)のがデメリットですが、無料で活用することができるので費用のコストは低く、フォロワーが増えてくると集客効果が高くなります。

SNSには、Instagram、Twitter、Facebook、TikTokなどがありますが、飲食店集客には特に「Instagram」が向いています。店内の写真を載せればお店の雰囲気が伝わる上、つい食べたくなってしまうようなインスタ映えするメニューの写真も載せられるからです。

人は、理屈で理解するよりも感情を刺激される方が行動を起こしやすいという性質があります。そのため、文章で魅力を感じてもらうよりも、写真を見て「わあ〜!食べたい!!美味しそう」「めっちゃおしゃれ!!」と感じてもらった方が感情に直接訴えることができ、より強く印象づけることができます。

また、Instagramでは一定の条件を満たすことで「席を予約する」ボタンも表示することができたり、DMなどで予約を受け付けることもできるため、Instagram上で直接お客さんを獲得することも可能です。

飲食店ではキャンペーンを実施することも多いので、その時にリアルタイムでお知らせができるのもメリットですね。そうすることでリピーターも増えやすいです。

実際に認知を増やしていくために、Instagramでフォロワーを増やす方法を以下にまとめました。

Instagram飲食店アカウントのフォロワーを増やす方法

  • ターゲットの興味をそそる投稿をする
  • 週に2・3回投稿する
  • フィード投稿だけでなく、リール投稿(動画)もする
  • プロフィールに店舗の住所や営業時間、お店の特徴などを記載する
  • ハッシュタグ#を活用して検索されやすくする
  • インスタ映えするメニューを作ったり、店内にフォトスポットを設けることでお客さん自身のインスタ投稿を促す
  • 位置情報を使う
  • 来店したお客さんにフォローをお願いする
  • インフルエンサーにPRしてもらう

Instagramはうまく活用することで効果の高い集客方法ですが、フォロワーを増やしていくには時間がかかることが多いです。Instagramのフォロワーを効率よく増やしたいという方は、インスタドーンの活用もおすすめです。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、Google検索やGoogleマップなどに、飲食店の情報を表示したり、管理したりするための無料ツールです。

例)Googleで「銀座 ランチ」と検索

Googleで「銀座 ランチ」と検索すると複数の飲食店情報とマップが表示される

例)Googleマップで「銀座 ランチ」と検索

Googleマップで「銀座 ランチ」と検索すると複数の飲食店情報と地図が表示される

Googleビジネスプロフィールに登録していると、このようにGoogleマップ上にお店の情報とともに表示されます。

検索すると画面上に複数のお店が表示されますが、その中でより上位に表示されるための対策を「MEO対策」といいます。正しいMEO対策をしていくことで、検索時に上位表示されやすくなるため、よりたくさんの方の目に留まりやすくなります。

前述のように、ここ最近はGoogle検索やGoogleマップ検索で飲食店を探す人が増えているので、今後、MEO対策は飲食店集客において必須とも言える方法です。

MEO対策の具体的な方法

  • お店のお得情報やクーポン、最新のキャンペーンなど来店のきっかけにつながる内容を週2回投稿する
  • 営業日や営業時間を正しく記載する
  • お客さんが知りたい情報(メニューや価格、店内の雰囲気など)を具体的に記載する
  • 最新情報を欠かさず更新する
  • 一瞬で目を引くような写真を投稿する
  • 口コミの数を増やす
  • 口コミに対して丁寧に回答する
  • お店のホームページとGoogleビジネスプロフィールの関連付けをする(お店のHP→Googleマイビジネスの関連付けもする)
  • お店のホームページのSEO対策もする
  • 他のサイトやSNSなどでお店の名前、住所、電話番号、URLなどを紹介してもらう

MEO対策をするとより多くの人の目に留まるようになり、より集客効果が高まります。

運用になかなか時間を割くことが難しい、運用に自信がないという場合は、低価格で運用をお任せできる検索ドーンがおすすめです。

LINE公式アカウント

飲食店のLINE公式アカウントに登録をしてもらうことで、キャンペーンやイベントのお知らせ、お店のこだわりメニューや期間限定メニューの発信、営業時間の変更などの最新情報を発信することができます。

LINEは、今や国民のインフラとも言えるくらいとても多くの方が利用しています。お店のLINE公式アカウントを作成し、登録してくれた方に配信をすることで、高確率で見てもらうことができます。

割引クーポンや割引キャンペーン、期間限定メニューなどの告知をすることで、次回来店のきっかけづくりをすることができます。また、自店のこだわりや店主の思いなどを発信することで、よりお店に親近感や好感をもってもらうことも可能です。

また、LINE公式アカウント上でポイントカードを作成したり、割引クーポンを発行したり、Instagramやホームページを表示したりするなど、さまざまな機能が充実しています。

LINE公式アカウントで大事なポイントは「登録のきっかけ作り」です。特に、初回来店時に、LINEへ登録してもらえたら、飲食店側から情報を発信することができるため、その後リピートされる確率が高まります。

来店したお客さんに登録してもらうためには「LINE登録特典」として、ドリンク1杯サービス、お会計から10%オフなどの限定サービスをつけると良いでしょう。

活用のメリットが多く、リピーター獲得のためにぜひ取り入れたいツールですが、デメリットを挙げるとすれば、ブロック(登録解除)のハードルが低いことです。登録後にすぐブロックされてしまう、というのも珍しくありません。

そのため、ブロックされてしまわないように、お客さんにメリットのある配信(クーポンや最新情報など)をしたり、配信頻度を工夫していく必要があります。

メルマガ

メルマガとはメールマガジンの略で、お客さんにメールアドレスを登録してもらい、そのアドレスに飲食店からメールを配信する方法です。

LINE公式アカウントと同様にお店側からキャンペーンやイベントのお知らせ、お店のこだわりメニューや期間限定メニューの発信、営業時間の変更などの最新情報を発信することができるので、再来店のきっかけにつなげることが可能です。

LINE公式アカウントと比較して、メルマガは開封率が下がってしまうのが難点ですが、登録の解除はされにくいのが特徴です。

メルマガでも、とにかくお客さんに登録をしてもらうことが大事なので、来店に登録を促しましょう。お客さんにメリットがある形で登録を促せば、登録率は高まるのでLINE同様に、「メルマガ登録特典」として、ドリンク1杯サービス、お会計から10%オフなどの限定サービスをつけると良いでしょう。

アプリ

飲食店のオリジナルアプリを作成し、ダウンロードしてもらうことで活用する方法です。お客さんにアプリを1度ダウンロードしてもらえれば、アプリを通してキャンペーンの通知や限定クーポンや会員証、ポイントカードの発行、予約の受付など様々なサービスを提供できます。

また、プッシュ通知を活用することで、お客さんに情報を届けやすいです。LINE公式アカウントやメルマガに比べて、よりお店のことを気に入った上で登録してくれる人が多いのもアプリの特徴です。

アプリがスマホ上から削除されない限り、お客さんのスマホの中に常にアプリがあって、アイコンがスマホの画面に表示されるのでお店の存在を自然に認識してもらいやすいです。そのため、1度お店を気に入ってもらえれば「あ!そろそろこのお店に行こうかな」と再来店にもつながりやすくなります。

デメリットは、ランニングコストがかかるという点です。飲食店専用アプリの相場は、初期費用が約3〜20万円、月額が約5千〜5万円です。すぐに取り入れるには少しハードルが高いかもしれません。

アプリもLINE公式アカウントやメルマガ同様、来店時にアプリダウンロード特典のご案内とともに、その場でのダウンロードを促すことが大切です。

ポータルサイト・グルメサイト

飲食店のポータルサイトで主要なものは、食べログやぐるなび、ホットペッパーなどのグルメサイトです。また、最近ではグルメサイトと似たものとして、ウーバーイーツや出前館などの配達サービスのサイトも挙げられます。

グルメサイトに掲載すると、かなり多くの人に見てもらえることができるので、認知が広がりやすいだけでなく、グルメサイト内の検索機能の活用で、よりニーズに合ったお客さんに知ってもらうことも可能です。

そのため、新規顧客を獲得しやすいのが特徴です。なるべく早くお店の存在をより多くの人に知ってもらうのに有効な手段となっています

また、グルメサイトは多くのユーザーが利用するので、口コミも集まりやすいです。いい口コミが増えていけば、それだけで集客力が高まります。

デメリットとしては、集客効果をより高めようとすると費用的負担も大きくなることです。検索結果で上位の方に表示をしてもらえるようにしたり、使える機能を増やしたりすると費用はそれに伴って増えていきます。

ポータルサイトについては、もう1つ懸念点があります。それは、ここ最近グルメサイトの口コミを参考にしない人が増えてきているということです。グルメサイトの口コミを参考に飲食店を決めたのに「来店してみたら、サイトに書いてある口コミとイメージが違う…」と感じる経験をした人もいて、グルメサイトの信用性が少しずつ下がってきているのが実情です。

また、リピーター獲得には向かないので、お店の存在を知ってもらい、まずは初来店につなげるという目的で活用するといいです。

ホームページ

飲食店のホームページを作成することで、来店前により詳しくお店について知ってもらうことができます。今は来店前にどのようなお店なのかをネットで検索して確かめる人が多いので、ホームページがあるというだけで、お客さんにお店に対する安心感や信頼感を与えることができます。

ホームページは、SNSやGoogle検索、Googleマップから最終的にたどり着く場所ですが、Google検索からお店のホームページにきてもらうには、SEO対策が必要となります。SEO対策とは、Googleなどの検索結果で上位表示させて流入を増やすための対策です。

SEO対策の具体的な方法

  • ターゲット(見込み客)が検索しそうなキーワードを選定し、ホームページ内に散りばめる
  • ターゲット(見込み客)の役に立つコンテンツ(メニュー、サービス内容、価格、写真、お役立ちコラムなど)を充実させる
  • SNSからの流入を増やす
  • 週1くらいで定期的に更新する
  • HP内で関連性のある部分はリンクでつなげる
  • 外部サイトへの掲載を依頼する
  • オリジナル画像を使う

SEO対策には、上記のような方法がありますが、正しく実施していくには知識が必要です。また、即効性がないので、ある程度時間をかけて取り組んでいく必要があります。

SEO対策は知識が必要な上、手間もかかるので、費用を考えつつこちらのようなサービスを活用するのも手です。

オンライン広告

オンライン広告には様々な種類がありますが、特に飲食店の集客と相性がいいのは、SNS広告とリスティング広告です。

オンライン広告は、オフラインの広告よりも内容の修正がしやすいので、広告を出した後の反応や分析結果に応じて、試行錯誤をしながら、費用対効果の高い広告運用を目指すことができます。

SNS広告には、Instagram広告、Facebook広告などがあり、他の広告よりも細かくターゲティングできるので、よりお店の客層に合った人に向けて広告を出すことが可能です。

SNS広告は、月に約3万〜約10万円の費用がかかります。効果的に運用していくためには、InstagramやfacebookなどそれぞれのSNSの特徴を押さえたり、ターゲット層のリサーチが必要となるので、ある程度時間や手間もかかります。

リスティング広告は、GoogleやYahooなどで検索エンジンで入力されたキーワードによって、検索結果の画面に表示される広告です。SEO対策により検索結果の上位表示を狙うこともできますが、結果が出るまでに時間がかかります。一方、リスティング広告を活用すれば、すぐに多くの人に見てもらうことが可能です。

リスティング広告にかかる費用は、飲食店の場合、相場が約10万円です。

これらのオンライン広告は、客単価が高いお客さんやリピートしてもらいやすいお客さんに向けて配信することで、売上を効果的に上げることができます。しかし、広告の枠内に『広告』『PR』などと表示されるので、ネットに慣れているユーザーには広告であることに気付かれて敬遠されてしまう可能性もあります。

オフラインの集客方法

オフラインの集客方法も、オンラインの集客方法と併用して活用していくことでより効果が期待できます。

オフラインの集客には以下の3つの方法が有効です。

  1. チラシ・地元広告雑誌
  2. ハガキなどのDMを郵送する
  3. 看板やポスター

それぞれ解説していきます。

チラシ・地域情報誌

チラシ・地域情報誌は、飲食店の中でも特に周辺地域の方がよく来店するお店に有効な手段です。周辺地域の方に対してポスティングチラシを配布したり、新聞折込チラシを入れたりすることで、来店を促すことができます。

年配の方をターゲットにしている飲食店の場合は、オンラインの集客方法よりもチラシのような紙媒体の広告の方が見てもらいやすいです。

地域情報誌もチラシと同様に、地域に根ざしたお店の場合は効果的です。しかし、他店と並んで掲載されるので、自店に注目してもらうために、キャッチコピーを工夫したり、目を引くような写真を使ったりするなどの工夫が不可欠です。

ハガキなどのDMを郵送する

1度来店してくれたお客さんにアンケート等で住所を記入してもらい、ハガキなどのDMを郵送する方法です。この方法では基本的にリピーター獲得を狙います。

DMは、LINE公式アカウントやメルマガでも送ることができますが、紙媒体のメリットは紙が手元にあるだけでお店の存在を意識してもらいやすいので、よりお店のことを思い出してもらいやすいです。

特に、年配のお客さんはLINEやメールの登録にハードルを感じる方が多いので、従来からの紙媒体のDMの方がより効果的です。

看板やポスター

お店の看板やポスターは、集客の方法の中で即効性がある方法です。お店の前にある看板を見て、気になったお客さんがすぐに来店してくれることが多いのが理由です。

パッと見て、店頭で魅力を訴えることができるように、インパクトのある目立つ看板にしたり、メニューや金額などを記載したポスターや黒板を店頭に置いたり、つい見てしまうような大きな置き物を置いたりするとより魅力的です。

個性的な看板やポスターは、それだけで話題になったりもするので「あの店、気になるよね!」と初回来店のきっかけになりやすいです。

お店の前の看板やポスターなどは、比較的コストがかからずすぐに導入できるので、積極的に試したいですね。

飲食店のリピート客を増やすには?

前述したように、集客にかかる費用面のコストはリピート客よりも新規客の方が多いです。そのため「リピート客を増やしていくこと」に力を入れていくといいでしょう。

飲食店のリピート客を増やしていくには、以下の4つに力を入れると効果が高いです。

  • 顧客情報をゲットする
  • お客さんが満足できるサービスを提供する
  • 口コミをいただく
  • キャッシュレス決済の導入

顧客情報をゲットする

初回来店をした時に顧客情報をゲットすることで、その後お店側から定期的に情報を発信することができるようになります。LINE公式アカウントの登録やメルマガ登録、SNSのフォローなどもしてもらえれば、それらの媒体を通してお得なキャンペーン情報やクーポン券などを配布することもできるので、再来店のきっかけを作ることが可能です。

待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢で情報を発信できるのはかなり強みなので、LINEやメルマガ、SNSなど登録は登録特典などのメリットを提示して、初回来店でも顧客情報ゲットを目指して取り組みましょう。

お客さんが満足できるサービスを提供する

これは言わずもがなですが、1度来店してくれたお客さんが再来店するかしないかは、初回来店時に「満足できたかどうか」にかかっています。

料理の美味しさ、価格に見合った十分なサービス、清潔感、雰囲気、感染症対策、接客、お店独自のサービスなどが、自店のターゲット(客層)にとって満足できるものになっているかをしっかりと考えて提供していくことが大事です。

口コミをいただく

自店のターゲット(客層)にしっかりと喜ばれるサービスを提供できていれば、リアルな口コミは自然に広がっていきます。

リアルな口コミの他に、ネット上での口コミがあります。これがものすごく重要です。口コミはポータルサイト(グルメサイト)の他に、Googleマップに書き込んでもらえるとMEO対策にもなるので効果的です。

常連のお客さんがいる飲食店の場合は、口コミを書いてもらえるように直接依頼するのも手です。好んで通ってくれているお客さんならいい口コミを書いてもらえるはずです。お礼にドリンク1杯サービスしても、口コミが1つもらえたらかなりコスパは良いですね。

口コミをもらえるきっかけを探りながら、徐々に増やしていけるといいでしょう。

キャッシュレス決済の導入

今は現金をあまり持たない人も増えています。なので、会計時になって現金が足りなくてアタフタするということもケースとして出てくる可能性があります。

普段はクレジットカードや電子マネーを主に使っていて、現金をあまり持たない人にとって「お支払いは現金のみ」となると少々抵抗感があるのです。そのため、少しでもマイナスイメージを残さないためにも、キャッシュレス決済の導入は済ませておくといいでしょう。

飲食店がコロナ禍でも集客に困らない方法

飲食店がコロナ禍でも生き延びていくためには、新たなニーズに対して柔軟に対応していく必要があります。その2つがこちらです。

テイクアウトメニューを作る

外食に少し不安を覚える方もいるので、テイクアウトしてお店の料理を楽しめるようにすると、料理を食べてもらえる機会が増えます。

テイクアウトして料理を食べた時に「すごく美味しかった!」と感じてもらえたら「お店で食べたらもっと美味しいんだろうな」と想像ができるので、後日来店してもらえる可能性も高まります。

初回利用のきっかけを広げるためにも、コロナ禍でも安心してリピートしたい方のニーズに答えるためにも、ぜひテイクアウトメニューを取り入れましょう。

デリバリーにも対応

テイクアウト同様、コロナ禍でも安心して家で楽しめるようにデリバリーにも対応できると初回利用やリピートのきっかけを作ることができます。

また、ウーバーイーツや出前館などのネット注文にも対応することで、それらのポータルサイトを通してお店の存在を知ってもらうこともできます。

飲食店の集客課題をクリアすれば売上はどんどんアップ!

飲食店の4つの集客課題を解決できれば、新規顧客が増えるだけでなく、リピーターも増えていくので、売上はどんどん上がっていきます。

全ての方法を同時に取り入れるのはなかなか大変ですが、まずはターゲットやコンセプトを明確にして、それらに合った方法をできるところから取り入れていきましょう。

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