こんにちは、ケイビーカンパニーWEB戦略事業部です。
「MEO対策で上位表示して、お問合せ数や来客数を増やしたい」
「自分でMEO対策をしたいけど、具体的な方法やコツがよく分からない」
「MEO対策会社は、よくないところもあるみたいだから不安…」
そんなお悩みありませんか?
MEO対策は、店舗におけるWEB集客の中で比較的簡単な方法なので、やり方やコツさえ知っていれば自分で行うことは十分可能です。
この記事では、自分でMEO対策ができるように、MEO対策の具体的な手順やコツ、上位表示させる方法、自分でMEO対策するメリットなどを初心者の方でも分かるように解説しています。
MEO対策がどのようなものかよく分からない方でも、この記事を見ていただくことで、すぐに進めていけるのでご安心ください。
自分で行う前に…そもそもMEO対策(ローカルSEO対策)とは?
MEO対策(=ローカルSEO対策)とは、特定の地域名を含むキーワード検索での上位表示を目指すための対策をいいます。
特定の地域名を含むキーワードを検索すると、通常の検索結果よりも上に「Googleビジネスプロフィール」の情報が表示されるので、店舗経営にはMEO対策は欠かせません。
例えば「横浜市 イタリアン」と検索すると以下のような画面が表示されます。
このように通常の検索結果よりもGoogleビジネスプロフィールの情報は目立つので、クリック率も高くなります。
MEO対策をして上位表示させるには、自店の「Googleビジネスプロフィール」にさまざまな対策を講じていく必要があります。
また、上の画像から分かるように、検索結果の画面でGoogleビジネスプロフィールの情報は上位3つまでしか表示されません。
そのため、MEO対策では「自店の地域名+サービス内容」のキーワード検索で「上位3位」に入ることを目標に進めていきます。
Googleビジネスプロフィールをさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
店舗集客でMEO対策を取り入れるべき理由
店舗集客でMEO対策を取り入れるべき理由は以下の3つあります。
- 来店する可能性が高い人にアプローチできる
- 対策方法が簡単かつ無料でもOK
- Google検索での表示がSEOよりも目立つ
それぞれ解説していきます。
来店する可能性が高い人にアプローチできる
MEOの場合「地域名+サービス内容」で検索されるため、検索ユーザーには「その地域で〜〜ができるいい感じのお店を探したい」という検索意図があります。
例えば「横浜市内でいい感じのイタリアンのお店ないかな?」「渋谷でいい感じの美容院ないかな?」といった具合です。
そのため、ユーザーは「自分がいる場所から近いところ」や「旅行で行く予定がある地域」を検索するので、MEOでは“実際に来店する可能性が高い人”にアプローチできます。
また、Googleビジネスプロフィールの情報(サービス内容の写真や住所、電話番号、営業時間、口コミなど)を充実させることで、予約などの来店行動にもつながりやすくなります。
対策方法が簡単かつ無料でもOK
Googleビジネスプロフィールは無料で登録することができ、ランニングコストも必要ありません。
また、操作方法も比較的簡単なので「複雑なパソコン操作はできる自信がない…」という方でもハードルが低いです。
Googleビジネスプロフィールを使ったMEO対策は、コツコツと進めていけば効果が現れやすいので、自分で対策を行うこともできます。
ホームページなどで検索上位を目指す「SEO対策」は、すでに比較サイトやポータルサイトが上位表示されていて、後から参入して上位を目指すにはハードルが高いです。
SEOは対策方法も複雑で、それなりの知識が必要な上、質の良いコンテンツを定期的に増やしたり、ホームページの内部施策するなど時間的なコストもかかります。もし外注するとなれば、費用も大きくかかります。
一方、MEOは比較サイトやポータルサイトは表示されないため、ライバルは同じ地域にある競合店のみです。その分、上位表示の難易度は低くなります。
Google検索での表示がSEOよりも目立つ
「地域名+サービス内容」というキーワードで検索すると、MEO(Googleビジネスプロフィール)はSEO(通常の検索結果)よりも上部に表示されます。
Googleビジネスプロフィールの情報は、1番最初に目に入るためSEOよりも目立ちます。その分、クリックされる回数も多くなります。
検索結果で自店の存在を知ってもらうには、検索結果の上部に表示されるMEO(Googleビジネスプロフィール)を活用しない手はありません。
以下の記事では、店舗集客でMEO対策を取り入れるメリット等をさらに詳しく解説しています。
自分でMEO対策するやり方の手順13
実際に、自分でどのようにMEO対策をしていけば良いのかを具体的に解説していきます。
自分でMEO対策するやり方の手順13
- Googleビジネスプロフィールに登録する
- 店舗のオーナー確認をする
- MEO対策キーワードを設定する
- 店舗情報を充実させる
- 店舗のサービスや商品を追加する
- 写真の掲載を増やす
- 最低週2回は更新して最新情報にする
- NAP情報をそろえる
- 評価の高い口コミを増やす
- 丁寧に口コミ返信をする
- 自店のHPと連携する
- 連携したHPのSEO対策をする
- SNS等でサイテーションを集める
順に説明していきます。
1.Googleビジネスプロフィールに登録する
Googleビジネスプロフィールを利用するには、Googleアカウントが必要です。まだ自店のGoogleアカウントが無い場合は、まずGoogleアカウントから設定しましょう。
自店のGoogleアカウントを使って、Googleビジネスプロフィールに登録していきます。
以前から店舗が存在する場合は、すでにGoogleビジネスプロフィールが登録されている可能性があるので、自店の店舗名で「Google検索」してみましょう。
Googleマップ上に自店が表示された場合は、新たに登録する必要がないので、次の「2.店舗のオーナー確認をする」に移りましょう。
新規オープンの場合など、自店がGoogleマップ上に登録されていない場合は、以下のGoogleビジネスプロフィールの画面から新規登録をしていきます。
「今すぐ管理」をクリックし「ビジネス名」「ビジネスカテゴリ」を入力します。
次に、Googleマップの場所を表示に「はい」を選択し「住所」「サービス提供地域」「電話番号」「ホームページ」などを順に登録していきます。
2.店舗のオーナー確認をする
自店がGoogleビジネスプロフィールに登録されていることを確認できたら「オーナー確認」をしていきます。オーナー確認の手順は、次のとおりです。
オーナー確認の手順
- Googleマップで自店を検索
- 「ビジネスオーナーですか?」をクリック
- アカウントを確認し「管理を開始」をクリック
- オーナー確認方法を「通話」「メール」「郵送」から選択
- 送られてきた「確認コード」を入力
オーナー確認方法は上記の3種類から選択でき、それぞれの方法で「確認コード」が送られてきます。
ただし、開業したばかりの店舗では「通話」と「メール」の選択肢が表示されないことがあります。その場合は、Googleから確認コードが記載してあるハガキが届くまで2週間ほどかかりますが「郵送」で確認コードを取得しましょう。
3.MEO対策キーワードを設定する
「MEO対策キーワード」とは、上位表示させるためにGoogleビジネスプロフィール上で意識して使っていくキーワードのことです。
「MEO対策キーワード」は自店のターゲットユーザーが検索時に入力するであろうキーワードを設定します。
MEO対策キーワードを設定するポイント
- 多すぎず、少なすぎない検索ボリュームのキーワードを選ぶ
- なるべく競合が少ない、また競合が強すぎないキーワードを選ぶ
- ターゲットの特徴に特化したキーワードを選ぶ
- キーワードの数は6〜10つに絞る
- 実際に扱っていないサービスや商品内容をキーワードにしない
例えば、新大阪駅の近くにあるお好み焼き屋さんの場合「新大阪駅 お好み焼き」「新大阪駅 グルメ」「新大阪駅 ランチ」などと検索されることが予想されます。
「新大阪駅 グルメ」や「新大阪駅 ランチ」というキーワードは、検索ボリュームが大きすぎる上、ライバルが強いことも予想されるため、これらのキーワードだけで上位表示をするのはなかなか難しいと思われます。
逆に、検索ボリュームが少なすぎるキーワードでは集客が見込めないので、最低でも月間検索数が10以上あるキーワードを選ぶ必要があります。キーワードの検索ボリュームは「https://aramakijake.jp」で確かめるといいです。
また、自店のターゲットに特化したキーワードを選ぶために「3語以上のキーワード」を狙うのも手です。例えば「新大阪 お好み焼き」とGoogle検索すると以下のようなサジェストワードが出てきます。
この中で、赤枠で囲ったようなキーワードをピックアップし、自店の特徴(お一人様向き、たこ焼きも評判、個室がある、テイクアウト可など)に合わせて選びましょう。
ピックアップしたMEO対策キーワードは、さまざまな箇所に入れていきます。
MEO対策キーワードを入れていく箇所
- ビジネス情報の詳細
- 商品、サービス内容、メニュー
- 投稿
- 口コミ返信
- 自店のHP内 など
ただし不自然なくらいにMEO対策キーワードを入れすぎてしまうと、Googleからの評価を下げてしまう可能性があるので、あくまでも自然な文章になるようにしましょう。
4.店舗情報を充実させる
Googleビジネスプロフィールの店舗情報を充実させるほど、Googleから評価されやすい上、MEO対策キーワードを入れやすくなるので、検索上位に上がりやすくなります。
以下のような店舗情報を正確に全て記載していきましょう。
- 住所
- 電話番号
- カテゴリ
- 属性
- 営業時間
- 詳細情報
- ロゴ画像
- 店内や商品・メニュー等の写真 など
店舗の情報を充実させることで、見てくれたユーザーにより興味を持ってもらいやすくなり、お問合せやHPクリック数、来店へつながりやすくなります。
また、上記に加えて「屋内版ストリートビュー」の写真も掲載しておくと、来店時のイメージがしやすくなり、実際に足を運んでくれるお客様がより増えるでしょう。
5.店舗のサービスや商品を追加する
Googleビジネスプロフィールの「商品」のところに「サービス名や商品名」「商品写真」「価格」などを掲載しましょう。
来店前のユーザーは、実際にどのような商品・サービスがあるのか、それはどのくらいの価格なのか、ということに、ものすごく関心があります。
Googleビジネスプロフィール上で詳しく情報提供することで、ニーズに合ったお客様の来店を促しやすくなります。
特に商品のページには「自店のHP」「お問合せボタン」などのリンクを置くことが可能なので「お!いいな!」と思ってもらえたらすぐに行動してもらうことができます。
6.写真の掲載を増やす
Googleビジネスプロフィールに写真をたくさん掲載していると、それだけ自店のことをよく知ってもらえるため、お問合せ数や来店数が増えやすくなります。
また、パッと目を引くような魅力的な写真があると、クリック率も高まります。
では、どのような写真を用意する必要があるかというと「ユーザーが知りたい!」と感じる内容の写真です。
具体的には、以下のような写真を掲載しましょう。
- 店内の様子や雰囲気が分かる写真
- 店舗の外観写真
- ターゲットのユーザーに喜ばれるようなサービスが分かる写真(夜景、個室、誕生日お祝いサービス、乳幼児遊び場など)
- 商品・サービス内容が分かる写真(料理、施術の様子など)
- 感染症対策をしていることが分かる写真(消毒液、席の間隔など)
- スタッフのホスピタリティが伝わる写真
- 過去の実績が伝わる写真(施工事例、施術事例など)
写真はあまり魅力的ではないものだと、逆効果になってしまうため、数を増やしつつ、質にもこだわりたいですね。
画質や明るさ、構図なども写真が映えるように工夫しましょう。
特に、目立つところへ配置する写真については、プロのカメラマンに依頼して撮影してもらうといいです。
注意点としては「文字などが入っている写真」がGoogleのガイドライン上では広告とみなされるため、基本的にNGです。違反しないように気をつけましょう。
7.最低週2回は更新して最新情報にする
Googleビジネスプロフィールをこまめに更新して、最新情報を保つことにより、よりMEOで上位表示しやすくなります。少なくとも「週2回」は更新することを心がけましょう。
「何を更新すればいいの?」という場合は、以下を参考にしてください。
Googleビジネスプロフィールでこまめに更新すべきこと
- 正確な営業時間・営業日を記載(祝祭日含め)
- お客様の興味をひく新しい情報(イベント、キャンペーン、新商品、お得な情報など)を「投稿」にアップする
- 「投稿」の本文に「MEO対策キーワード」を入れる
「投稿」には、以下のような5つの項目があります。それぞれの特徴に合わせて活用しましょう。
- COVID-19の最新情報:営業時間の変更、来店時の注意点など
- 特典:キャンペーン、限定クーポン配布などの告知
- 最新情報:新商品の案内などWeb広告として活用
- イベント:セール、無料相談会、限定セミナーなどの特別なイベント
- 商品を追加:商品画像、商品名、商品カテゴリ、商品説明などの記載(商品ページに追加される)
「投稿」機能では、文章だけではなく写真や動画でアピールすることも可能なので、積極的に活用しましょう。
また「投稿」は約5分でGoogleビジネスプロフィール内に反映されます。なかなか公開されない場合、Googleのガイドラインに違反している可能性があるので、投稿に関するコンテンツポリシーも確認してみてください。
8.NAP情報をそろえる
NAP情報とは「Name(店舗名)、Adress(住所)、Phone(電話番号)」のことです。
Googleビジネスプロフィールで入力したNAP情報は自店のHPやSNSなど他の媒体に記載している内容と完全に一致させる必要があります。
なぜなら、1文字でも違うとGoogleに「同じ情報」と認識してもらえないからです。Googleに「同じ情報」と認識してもらえて初めてHPやSNSなどの評価がMEOにも反映されるようになります。
例えば、店舗名をGoogleビジネスプロフィールで「STORE HUB」で登録してたら、HPで「ストア ハブ」 と表記するのはNGです。
また、住所についてもGoogleビジネスプロフィールで「大阪府大阪市浪速区大国1丁目3番地19」と登録していたらHPやSNSのプロフィールなどで「大阪府大阪市浪速区大国1ー3−19」と表記してはNGです。
特に「ひらがな・漢字・アルファベット」「番地表記」「数字や記号の全角・半角」などで統一できていない例が多いので、よく確認しておきましょう。
9.評価の高い口コミを増やす
評価の高い口コミを増やすことは、上位表示の可能性が高まるだけでなく、お客様の来店やお問い合わせをさらに促せる強力な手段です。
ただ、口コミを自ら投稿してくれる方はなかなかいないので、お店側から依頼していく姿勢が大事です。
評価の高い口コミを増やす方法
- サービスの提供が終わった後の待ち時間等に、その場での入力を依頼する
- 「口コミ入力ページリンクのQRコード」や「口コミ例」などを記載したPOPなどを用意しておく
- 「口コミ入力ページリンク」をLINE公式アカウントやメルマガに記載して定期的にお願いする
- 口コミに「MEO対策キーワード」を入れてもらえるように「口コミ例」を提示する
- 好感触なお客様にどんどん依頼していく
サービスを提供した直後のタイミングや待ち時間などのスキマ時間など、お客様とのやり取りの中でベストな「お願いタイミング」を探ってみましょう。
また口コミ依頼の際に「口コミ割引で次回◯%オフ!」などの金銭的なサービスはガイドライン違反になってしまうので注意してください。
10.丁寧に口コミ返信をする
Googleビジネスプロフィールに口コミを書いてくれた人に対して、丁寧に返信をすることはMEO対策の効果はもちろん、他にもさまざまなメリットがあります。
丁寧に口コミ返信をするメリット
- MEOで上位表示されやすくなる
- 書いてくれたお客様がリピーターになりやすい
- 見てくれたお客様からの信頼度が増す
- もし悪い評価を受けてしまっても、真摯に対応することでダメージを減らせる
口コミ返信は、Googleビジネスプロフィールの「クチコミ」をクリックし「返信」で文章を入力し「返信を投稿」で掲載することができます。
口コミ返信で意識したいポイントは以下のとおりです。
- MEO対策キーワードを意識して入れる
- 口コミはこまめにチェックし、なるべく2営業日以内に返信する
- 全ての返信がテンプレのようにならないようにする
- 高評価の場合は、サービスの利用と高評価に感謝の気持ちを伝える
- 低評価の場合は、サービスの利用に感謝を伝えるとともにお詫び、対策や改善点を伝える(言い訳は厳禁)
- 文章のない評価のみの場合にも返信をする
口コミの返信は、熱意を込めたものか、それとも適当に書いているのか、消費者からは一目瞭然ですので、信頼獲得の大チャンスを逃さないように渾身のメッセージを送りましょう。
11.自店のHPと連携する
自店のHPにあるキーワードがMEOでピックアップされることがあり、MEO対策に効果があるため、自店のHPとの連携を行いましょう。
HPとの連携には、以下の2パターンあります。
- Googleビジネスプロフィールに自店のHPを登録:Googleビジネスプロフィールの「ウェブサイト」へ自店のHPのURLを入力する。
- 自店のHP上にGoogleビジネスプロフィールの情報を載せる:自店のHPの店舗情報やアクセスページ等にGoogleビジネスプロフィールのリンクを挿入したり、Googleマップを表示させる。
自店のHPと双方向につなげることで、Googleビジネスプロフィール・自店のHPともにアクセス数が伸び、Googleからの評価向上も期待できます。
12.連携したHPのSEO対策をする
Googleビジネスプロフィールが上位表示されるかどうかは、連携したHPの評価も影響します。そのため、SEO対策も同時に行っていくことがMEO対策にもつながってきます。
SEO対策には、時間や労力がかかるので長期的な目線でコツコツ進めていけるといいでしょう。ぜひ、以下のようなことを意識して行ってみてください。
SEO対策の方法
- 「MEO対策キーワード」をHP内にも散りばめる
- ユーザーが知りたい内容のコンテンツ(メニュー、サービス内容、価格、写真、お役立ち情報など)を充実させる
- SNSからの流入を増やす
- 定期的に更新する(週に1回くらい)
- HP内で関連性のあるコンテンツはリンクでつなげる
- オリジナル画像を掲載する
13.SNS等でサイテーションを集める
サイテーションとは、Googleビジネスプロフィールや自店のHP以外で、自店の店舗名や住所、電話番号などが第三者のSNSやサイトに載せられることをいいます。
サイテーションが増えるとGoogleビジネスプロフィールの評価が高まるので、意識して集めていけるといいです。
サイテーションは以下のような方法で増やすことができます。
- 自店のSNS(Facebook、Twitter、Instagramなど)で発信して拡散する
- お客様のSNSで口コミを書いてもらう
- ポータルサイトや情報サイト、求人サイトなどに登録して掲載してもらう
お客様のSNSに記載をしてもらうには「SNS口コミ特典」のようなキャンペーンを実施したり、つい写真を撮りたくなるような「映えメニュー」や「映えスポット」を意図的に用意したりすることでスムーズにサイテーションを獲得できるでしょう。
また、サイテーションは評価が高いサイトから受けた方が、自店のMEOにいい影響を受けられます。例えば「食べログ」や「ホットペッパー」のような大きくて運営期間が長いサイトに掲載した方がサイテーションの面で考えれば効果が高いです。
サイテーションにおける注意点は、NAP(店舗名、住所、電話番号)がきちんと「正確に」書いてあることです。
1文字でもGoogleビジネスプロフィールに登録されているものと違っていると1つのサイテーションとして認識されないので、ポータルサイト等の掲載時にはNAP情報が間違っていないかチェックしておくと安心です。
自分でできるMEO対策で上位表示させる方法
「自分でMEO対策するやり方の手順13」をしっかりと行った上で、さらに自分で上位表示させる方法として、以下の5つの方法を伝授します。
- Googleのガイドラインを守る
- 間違ったMEO対策をしない
- 競合他社をリサーチする
- 継続して更新できる仕組みを作る
- インサイト機能を活用して分析する
順に解説していきます。
Googleのガイドラインを守る
Googleビジネスプロフィールには、Googleに掲載するローカルビジネス情報のガイドラインが定められています。
このガイドラインに違反するとアカウントが停止されて、使えなくなることがあります。アカウント停止にならないように、ガイドラインの内容は一通り確認しておきましょう。
もしアカウントが停止されると復活させるのはかなり難しいです。停止にはならなかったとしても、ペナルティを受けると上位表示されにくくなるので細心の注意を払いましょう。
間違ったMEO対策をしない
よくある間違ったMEO対策として、以下の3つが挙げられます。
- ビジネス名に不要な情報を含める
- 口コミを偽装する
- 過度な広告表記をする
ビジネス名に不要な情報を含める
Googleのガイドラインに「看板やビジネスレターなどで使用しているブランド名を使用」と記載されているため、ビジネス名には不要な情報を含めることはできません。
キーワードやお店のアピールポイントなどをビジネス名に入力すれば目立つのでは?と考える方もいるかと思います。
しかし「◯◯ 大阪店|トレンドカラーが人気のサロン」「◯◯接骨院|肩こり/腰痛/骨盤矯正」といった感じで、自店のアピールポイントやキーワードをビジネス名に入れてしまうとガイドラインに違反します。
上記の場合は「◯◯ 大阪店」「◯◯接骨院」というように、店舗名のみを記載しましょう。
口コミを偽装する
口コミの数や評価の点数を増やしたい!と考え、お客様ではない人に口コミを書いてもらったり、自作自演の口コミを入力したり、口コミをお金で買ったりすることはガイドラインに違反します。
口コミを増やすためには、お客様に満足してもらえるサービスを提供しつつ、お客様に依頼するなどしてコツコツ地道に積み重ねていくのが1番の近道です。
ビジネスの説明欄に商品価格やキャンペーンを掲載する
Googleのガイドラインには、以下のような記載があります。
ビジネスの説明欄を使用して、提供しているサービスや商品に加え、お客様のビジネスの目的や沿革などの有用な情報を入力してください。
特別キャンペーン、特別料金、特典などを過度に強調するコンテンツ。たとえば、「すべて 50% 引き」、「地元で一番人気のベーグルが 500 円!」などのフレーズは使用できません。
【参照:Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン ー Google社】
上記のとおり、ビジネスの説明欄には価格に関する内容やキャンペーンの告知「○◯で1番人気」などの文言を記載することは禁止されています。
うっかり書いてしまうことが無いように注意しましょう。
競合他社をリサーチする
上位表示を目指している「検索キーワード」で、すでに上位表示されている他店がどのようにMEO対策をしているのか、Googleビジネスプロフィールを運営しているのかを徹底的にリサーチします。
具体的には、以下のような点をチェックしてみましょう。
- どのようなキーワードが多く使われているか
- 口コミの数、内容、評価の数値、返信の様子はどうか
- 投稿などの更新頻度はどれくらいか
- 写真や店舗情報はどれくらい充実しているか
- HPのSEO対策はどれくらいされているか
- SNSではどれくらい話題になっているか
加えて、現在上位表示されている店舗に共通するポイントはどのようなところかを確認してみるといいです。
上位表示されている店舗はすでにGoogleから評価されている、ということなので、参考にできる部分は自店の運用にも取り入れていきましょう。
文章のコピペはもちろん厳禁ですが、運用の仕方で真似できるポイントは参考にしていくといいです。
継続して更新できる仕組みを作る
Googleビジネスプロフィールは、最低「週2回」は更新するのがMEO対策において望ましいです。
継続更新できるように、以下のような仕組みづくりをするといいでしょう。
- 営業時間の変更や臨時休業などがあれば、すぐに変更・投稿する
- 投稿をスタッフ内で当番制にする
- 毎週決まった曜日に写真を投稿する など
また、可能であれば担当者を1人決めて、最新情報を反映させられる体制づくりをするといいでしょう。
インサイト機能を活用して分析する
インサイト機能は、無料で使えるGoogleビジネスプロフィールのアクセス解析ツールです。
Googleビジネスプロフィールのインサイト機能では、以下のようなデータを見ることができます。
- ビジネスプロフィールを閲覧したユーザーの数
- ビジネスプロフィールを閲覧したユーザーのデバイスとプラットフォーム
- ビジネスプロフィールの表示につながった検索クエリ(キーワード)と検索数
- ビジネスプロフィールからの通話数
- ビジネスプロフィールからの予約数
- ビジネスプロフィールからのルート検索数
- ビジネスプロフィールからのウェブサイト(HP)へのクリック数
- ビジネスプロフィールの写真の掲載枚数(他社と比較)
- ビジネスプロフィールの写真の閲覧回数(他社と比較)
これらのデータを把握することで、実際にどのくらいの人に見られているのか、自分が行ったMEO対策の効果は出ているのかを確認することができます。
インサイトを分析して、効果を得られた施策はさらに強化したり、表示につながったキーワードを意識して新しい投稿を作ったりするなど改善につなげていくことが大切です。
Googleビジネスプロフィールのインサイト機能を使うには、Googleビジネスプロフィールにログインし、店舗のビジネス情報から「インサイト」をクリックします。
Googleビジネスプロフィールのインサイトでは、半年前から1カ月単位でデータを取得できます。6カ月以上前のデータは確認できないので注意が必要です。
自分でMEO対策をするメリット・デメリット
MEO対策を外注せずに自分で行うには、下記のようなメリットとデメリットがあります。
自分でMEO対策をするメリット
- 無料でできる
- 自由に運営にできる
自分でMEO対策をするデメリット
- 順位が下がった時に改善方法が分からない
- MEO対策の効果が出るまで時間がかかる
メリット①無料でできる
外注せずに自分でMEO対策を行う最大のメリットは「無料」でできるということです。
Googleビジネスプロフィールは、登録から運営まで全て無料で使えるので、自分で対策を行うのであれば費用は一切かかりません。
時間や労力はかかってしまうかもしれませんが、コストを徹底的に下げたい場合は無料でできるのはありがたいですね。
MEO対策の費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
メリット②自由に運営にできる
自分でMEO対策で行うのであれば、特にしばりなく自由にGoogleビジネスプロフィールを運営することができます。
というのも、MEO対策を外注した場合、Googleビジネスプロフィールの発信について要望を伝えることはできますが、発信までにタイムラグができたり、自分のイメージと少しずれが出てきてしまう可能性もあります。
Googleビジネスプロフィールでの発信に強いこだわりがある場合は、自分で運営した方が自由に発信できるのでいいかもしれません。
ただ、外注する場合は専門的なWebマーケティングの知識を根拠にMEO対策をしてもらえるので、発信の自由度は下がる分、安心感があります。
デメリット①順位が下がった時に改善方法が分からない
自分でMEO対策をすることのデメリットとして「順位が下がった時に改善方法が分からない」という点が挙げられます。
MEO対策をした結果「見事に上位表示できたのにもかかわらず、また順位が下がってしまった」というのはめずらしいことではありません。その時、何が原因なのか分からないと、自分で改善することができずに困ってしまいます。
デメリット②MEO対策の効果が出るまで時間がかかる
MEO対策は比較的効果が出やすいですが、MEO対策を専門会社に依頼するのではなく自分で行う場合は上位表示できるまで時間がかかります。
一方、MEO対策について数多くの実績があり、経験値や知識の豊富なMEO対策会社に依頼するのであれば、より早く効果を出すことが可能です。
自分でMEO対策をする場合は、コツコツ進めながら試行錯誤する過程も出てきます。長い目でコツコツ継続して、自分でMEO対策スキルを身につけたい!という場合は自分で行うのも良い選択です。
安心して依頼できるMEO対策会社を自分で見極めるポイント
自分でMEO対策をするのが難しいと感じる場合は、外注したり、MEO対策ツールを導入するのも良い投資になります。というのも、MEOはSEOに比べて、対策にかかる費用が安価で、費用対効果も高いからです。
「MEO対策会社はよくないところもあるみたいだから、外注するのは少し不安…」
「費用をかけたのにうまくいかなかったらどうしよう…」
といったお悩みもあるかと思います。でも、ご安心ください。
今回、お伝えする「安心して依頼できるMEO対策会社を見極めるポイント」を知っておけば悪質な業者に引っかかる心配はなくなります。
MEO対策を依頼する場合は、以下の3点をチェックして依頼する会社を決めるといいです。
- 正しいMEO対策を熟知しているか
- 豊富な導入事例や実績があるか
- 口コミ管理や分析ツールなどサポート体制があるか
正しいMEO対策を熟知しているか
MEO対策には、間違った方法があります。すぐに順位を上げようと口コミを偽装したり、ビジネス名にキーワードを含めるといった内容です。
間違ったMEO対策をすると、Googleのペナルティを受けて、結局順位が下がったり、アカウント停止になったりする可能性があります。
正しいMEO対策を熟知しているかどうかを見分けるには「間違ったMEO対策」と「正しいMEO対策」について、MEO対策会社のHP内のブログやSNS等で情報発信されているか確認するのがポイントです。
正しいMEO対策について、豊富な情報を発信していれば知識については信頼できます。
豊富な導入事例や実績があるか
MEO対策について、自店と同ジャンルの店舗の導入事例や実績があるかどうか確認しましょう。
実績については「来店数」「お問合せ数」「検索数」が実際にアップしている事例があるかどうか確認します。
さらに「お客様の声」として実績がインタビュー形式で掲載されていれば、さらに信頼性は増すでしょう。
口コミ管理や分析ツールなどサポート体制があるか
Googleビジネスプロフィールの運営において、口コミ管理やデータの分析は欠かせません。
口コミ管理とは、以下のような内容を指します。
- 口コミに対し戦略的に返信する
- 口コミから評判を把握する
- 口コミについて競合他社との比較をする
口コミへの返信に力を入れることで、自社のブランディングにつながり、マイナスな口コミもプラスのイメージに変えることができます。もちろん、MEOの上位表示にも良い影響を与えます。
データ分析については、Googleビジネスプロフィールのインサイトを見ながら行うことは可能ですが、自身で正しく集客効果を測ったり、改善ポイントを見出すのはやや難しいです。
紙や一覧表に落とし込むとなると、また一手間かかってしまいます。
集客効果がどれくらい出ているか、また、現在どのような課題があるのかについて、一瞬で把握できる分析ツールがあれば、スムーズに改善へつなげることが可能です。
そのため、MEO対策のキーポイントとなる「口コミ」や「分析」については、それらのサポート体制があるMEO対策会社を選ぶとさらに心強いです。
まとめ
MEO対策は、やり方やポイントを知っていれば自分で行うことが十分可能です。その上、Googleビジネスプロフィールは無料で利用できるので、店舗集客をする上で活用しない手はないでしょう。
今回ご紹介したMEO対策の具体的な手順やポイントをもとに、ぜひMEO対策を進めてみてください。
もし、MEO対策にチャレンジしてみたけれど、よく分からない…という場合は、下記のお問合せフォームから気軽にご相談くださいね。